●<畳の種類>

●藁床
 畳床は、一般に普及しているものには、ワラ床・化学床・建材畳床の3種類があります。
 ワラ床は、よく乾燥させた藁を層になるように、縦横に積んで圧縮し、縫い上げてつくられる。
ワラの質、配列の仕方、均等に圧縮してあるかどうか、縫い目の間隔、裏の素材などによって品質の良し悪しが決まる. たくさんの藁を使い、配列層を多くし、縫い目間隔を細かくしたものが高級品とし、裏の素材にシュロを編んだシュロ裏などを使った ものが最高級とされる。
 化学床と比較してワラ床の長所は、感触が良い、表替えを繰り返しても丈夫である、復元力に富み、耐久性は 実証済みである。また、何よりも天然素材であり、吸放性の機能を持ち、室内の湿度調整役をしている事は科学的にも立証されている
●化学床
 化学床が考案されたのは1963年頃で、 一時は粗悪品が出回り、ユーザーより不評を買ったが、JIS規格が制定されてからは品質も安定、畳床生産量の3〜4割を占めているといわれている。
 化学床の主な素材は、ポリスチレン樹脂と発泡剤からなるポリスチレンフォームと木材繊維を原料とするインシュレーションファイバーボードで、わら層で上下をはさみワラサンド床として使用する。
 ワラ床と比較した場合のメリットは、軽量で、運搬や、敷き込みが楽なこと、ダニの発生が低いことなどがあげられる。
 ワラ床にいちばん近い床として普及されている。 また、感触がわら床に一番よく類似しているということで拡販されている。
●建材畳床
 建材畳床は1990年7月にJIS規格が制定された。これによって、化学畳業界は永年の懸案であった粗悪品の規制が計られ、独自の機能メリットを持つ畳床としてその立場を確立している。
 現在この種類のメーカーは15社にものぼっており、製品開発に余念が無い。建材畳床の素材はインシュレーションボードとポリスチレンフォームによる複合合体あるいは単体において使用されている。
また、最近では、暖房床や炭をサンドイッチした床、ノンホルムアルデヒドの床など、現在では色々な種類の床が開発されています。

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