ヒョウヒダニ


ヒョウヒダニ成虫
体長は、0.2〜0.5mmで,ほこりのような色をして、肉眼的に確認することは、まず無理でしょう。
普通、どこの家庭でも比較的数が多いダニで、室内のほこりの中に含まれる人のフケ等を食べています。寝具やカ−ペットなどほこりがたまりやすい場所で発生します。
ダニの糞や死ダニの破片がアレルギ−(アレルゲン)のものとなり、喘息やアレルギ−を引き起こすことがあります。
個人差がありますがアレルギ−を起こしやすいが、アレルゲンを吸入すると被害の起こる症状が人によってさまざまですが、喘息(気管支)、アトピー性皮膚炎(皮膚)、鼻炎(鼻)、結膜炎(眼)などの症状として現れてきます。ダニは冬場でもいますので、ダニによるアレルギ−は、一年を通じて起こります。

高温・多湿下で発生するため、雨期での発生数が多くなりがちで、他のダニ類に比べてきわめて多く見られます。中でも多いのが、コナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニの2種類です。

ダニの有無を自分で判断することは不可能と考えられます。自分でほこりを集めて、顕微鏡で確認すれば可能ですが、そこまでやる人はめったにいません。日本の通常の家のほこり集めて顕微鏡で調べると、ほとんどかならずヒョウヒダニはみつかります。

畳は、新しいうちはカーペットの場合と違って、カビやワラがケナガコナガダニの餌となりますので多く発生しますが、しかし、古くなって人の垢やフケがたまってくると、ヒョウヒダニがほとんどになってしまいます。

ダニは、約30日で成虫になり、卵を50個程度産むと言われています。このダニの死骸、抜け殻、フンなどがアレルギーの原因と言われており、気管支喘息や、アレルギー性鼻炎を引き起こすことがあります。

卵→幼虫(6脚)50〜100個
前若虫(8脚)
後若虫(8脚)
成虫(雌雄)

●発生条件

畳の場合:水分含量15%以上が繁殖しやすい。
相対湿度:75%以上でよく繁殖する。
気温  :25℃〜28℃
(3年以上経っている畳に発生しやすい)

●対処

・家屋内の大掃除を行い、室内を清潔に保ち、換気をよくしましょう。
・湿度を下げると繁殖を抑えられるので、発生場所の乾燥する事をお勧めいたします。
・畳替えのときに不織シートを畳の芯とゴザの間に入れてもらいましょう。


ヒョウヒダニタマゴ


ヒョウヒダニ幼虫

ヒョウヒダニ生殖器

画像提供者:横浜市の稲田先生よりいただきました。

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