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■「敷物はどうなって作られた?。」
そこで人は、おしりを守ろうと、いろいろくふうをはじめます。 森に住む人は落ち葉などを集めてしき。草原に住む人は草を、水べに住む人はアシや水草をほし てしく。狩りをする人は、もちろん動物の毛皮を使ったと思います。 木の葉はくさりやすかったし、ほし草はちくちくしたでしょう。毛皮はやわらかくてあたたかく、 しかもじょうぶで、申し分ないものでしたが、しきものになるような大きな動物をつかまえるのは、 まだすぐれた武器を持たなかったころの人間にとっては、いのちがけの大仕事だったと思います。
水や食物や衣服のように、だれもが毎日必要とするものは、身近なところで、わりあいかんたん
に手にはいるものでないとこまります。 かたいものを、さいてしなやかにしたり、ちくちくするものを、たたいてやわらかくしたり、小 さなものを、つづり合わせてシートにしたり……。 こうしてできあがっていったのがしきものです。おそらくいちばん歴史の古い家具といえるでしょう。 |